ムクゲ ( 学名: hibiscus syriacus) は西洋では昔からもっとも美しい花として親しまれている。hibisはエジプトの女神の名で、cusは“似ている”の意。
またの名は、シャーロンのバラ。神に恵まれた地でバラのように美しく咲く花 とも言われている。
昔から韓民族はムクゲを貴重に思い、愛してきた。新羅は自ら“ムクゲの国”とも呼んでいた。
今でも愛国歌の中で“ムクゲ 三千里 華麗江山”と歌われ 国民に愛されている花である。
ムグンファは7月から10月まで毎日花を咲かせる。その時期にはソウルのいたるところで目にすることができるだろう。
韓民族の歴史上の苦難と逆境に立ち向かう強靭な精神力、そして不滅の精神を象徴するかのように、その花の生命力もまた強靭である。